北海道町村議会議員研修会に参加して
木本 清登 議員
平成20年度『北海道町村議会議員研修会』が7月1日に札幌コンベンションセンターで開かれました。
厚真町議会議員全員が出席しました。
講師は朝日新聞編集委員の 坪井ゆずる氏とテレビ等でおなじみの政治評論家の
三宅久之氏のお二人でした。
分権改革と地方議会のこれから
まず坪井氏は『分権改革と地方議会のこれから』と題して、
「地方議会の現状」など朝日新聞による全国議会アンケートから
定数問題、議員報酬の最近の傾向。議員提案、議長任期、個人賛否などの
調査発表が有りました。続いて「いま、議会はどう思われているか」「政府(国)と議会の関係」「首長と議会の関係」「住民と議会の関係」「改革の着眼点」「分権改革の行方と議会」などについて講演致しました。
注目点として、地方(町村)議会の役割は行政の監視と チェック機能を強化していかななければならない。しかし国(総務省)と地方の首長は議会が機能せず飾りのサポート役が
望ましく感じていると言う。 その為地方分権が進むと議会の権限がますます強化する事を嫌い平成の大合併で議員定数を残した特例をつくりながら、経費削減の名目で住民投票を推奨して住民と地方議会との対立軸をつくって行った。
これからの地方議会はプロ化される人とボランティア化される人達が増え、二極化が進んでくるだろう。特に昼間働く人たちの為、土日及び夜間議会の開催の必要性が多く成り、又老若男女の巾広い層の人たちの参加が求められてくる。特に女性議員が多く 進出することが、必要となってくるでしょう。
混迷する政局と日本の進路
第2講目は三宅久之氏の『混迷する政局と日本の進路』と題して大変わかりやすく笑いを誘う講演でした。
まず福田内閣について、議員は自分がやって誰がやる、と言う気構えが必要であるが それが見受けられなく、物事に対する決断が遅い、C型肝炎の問題では患者に全く責任が無く、国に責任が有る事を首相が認めた事で支持率低下に歯止めを掛けたようだが、又、サミット後30%前後に持ち直すで有ろう、しかし、まだ解散できる場合でない。
小泉内閣出現の様な状況でなければ解散はない。内閣支持率が下がっても自民党支持率は民主党より上であろう。しかし麻生太郎氏、谷垣貞一氏で支持率アップにはならない。
私は小池百合子氏が良いと思うが若手 女優水野真紀さんのご主人の後藤田正純氏などに興味がある。 個人的意見であるが結果的に麻生氏であろう。
その後解散となるでしょうが自民党に勝機が有るかどうでしょうか?
日本人は貯金好きであるが貯金率はどんどん下がっている。2/3は高齢者である。
油 穀物の高騰はファンドなど市況(WTI)の要素が大きくなっている。
国際協調をやっても、うまくまとまる事はない。国際的に金融グローバル化を止めなければ親米の産油国だけではどうにもならない。
日本は食糧の自給率を高め、また子育て等人口問題に本格的に取り組まなければ
大変な事となるでしょう。子供を育てられない人がどうやって生活して行くかと言うことに大きな問題がある。子供の出生率より中絶率の方が多いと言う調査もある。
こう言う所など社会のしくみを変えて行く意識が必要である。